2012年3月18日日曜日

バイアスピリンとワーファリンはどう違うのでしか? 二つとも血液を固まりにくくす...

バイアスピリンとワーファリンはどう違うのでしか?

二つとも血液を固まりにくくする作用みたいですが、併用して良いのですか?

二つの違いを教えて下さい。







ワーファリンは血液凝固作用自体を阻害する作用はありません。ワーファリンはビタミンKの代謝サイクルを邪魔する薬と思ってください。

ビタミンKは肝臓で血液凝固因子のⅡ(プロトロンビン)やⅦ、Ⅸ、Ⅹを作るのに重要な働きをしています。

だから、ワーファリンを飲むと、ビタミンKの働きが邪魔され、血液が固まるのに大切な成分が作られなくなります。それを血栓の予防に使っているわけです。

だから、ビタミンKの注射(K2注)やビタミンKを作る納豆を食べると、ワーファリンの効果が無くなるのです。



パナルジンやバイアスピリンは抗血小板剤と言います。血小板は血液が固まる場合に重要な働きをしますが、その血小板を障害するので血栓予防効果を表します。血小板は障害を受けると二度と働けないので、血小板の寿命=約14日は、パナルジンなどの効果が続くわけです。



心房細動などの場合の血流変化で血栓のもとが出来るのを予防するのにはワーファリン、こういった場合血小板はあまり関係ないのでパナルジンやアスピリンでは効かないというような使い分けも重要です。



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